マイクロソフトの創立者、ビル・ゲイツ
今年から、小学校ではプログラミングの授業が必修となりますね。
今回は、そんなプログラミングの天才、マイクロソフトの創立者ビル・ゲイツを紹介します。
実は、ビルゲイツもモンテッソーリ教育を受けた1人なのです。
ビルゲイツのコンピューターとの出会い
1968年、ビル・ゲイツが通っていた私立レイクサイド中学・高校に、コンピューターが導入されました。そこでコンピューターに興味を抱き、独学で試行錯誤しながら学んでいきます。
高校生になると先輩のポール・アレンと共にトラフォデータ社を創業。交通量計測システムを開発に乗り出したり、給与計算システムを開発したりしますが、大きな利益は上がりませんでした。
1973年、ハーバード大学に入学。大学時代、彼はアレンと共にBASICインタプリタの開発を手掛け、1977年に二人の間でパートナーシップに関する合意書が交わされます。ここから、マイクロソフトが正式にスタート。MS-DOSの普及を行いながら、Windowsの開発に尽力を注ぎます。
1985年にWindowsを発表。1990年代後半には世界シェア1位に躍り出たのです。
社員の車のナンバーを覚えた理由は?
ビル・ゲイツの有名なエピソードとして、社員の車のナンバーを全て覚えたという逸話があります。車のナンバープレートを見るだけで、誰が出社して誰が退勤したのか、一目瞭然です。
彼が社員に求めたのは、成果。長時間働いても結果が残せない人は、最も不要な人物だと考えたのです。限られた時間で成果を残す人材を頼れる人を重要視するようになりました。
「一心不乱に働くこと、ベストを尽くすことが嫌だというなら、ここは君のいるべき職場ではない」
ビル・ゲイツ
自発的に取り組む力
ビル・ゲイツには、突出して自発的に取り組む力があります。
そのため、中学生の時に興味をもったコンピューターに対し、全力で取り組んできたのです。
彼はプログラミングと出会ってから、寝ること以外すべての時間をパソコンと向き合ってきました。
「私は物事をとことん突き詰めるのが好きなんだ。そうすれば、たいてい良い結果が出るから」
ビル・ゲイツ
モンテッソーリ教育は、自発的に物事に取り組む姿勢を育ててくれます。
もしかすると、幼少期に学んだ姿勢が、成功の鍵になったのかもしれません。