子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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幼稚園見学のポイント~後編~

幼稚園に入園するにあたって見学のポイントについてまとめました。園の教育方針はどこも同じだろう、家から近いところに入れようとお考えの保護者の方もぜひ参考にされてみてくださいね。
園に通うのはお子様自身なので、お子様にとって、保護者の方にとって通いやすい園を選びましょう。前半に続き、まとめです。

できれば見学では自由遊びを見る

自由活動は子どもの真の姿が現れやすい活動です。また、「先生の言葉遣い」「子ども達との接し方」など、子どもと接している時の「先生の動き」について注意してみましょう。もっとも重要なことは、子どもが楽しんでいるか、イキイキとしているかということです。

自由遊びの際に質問してみましょう。
●1人で遊んでいる子がいたらどうしますか?
●自由遊びの時間に見学を行っていないのはどうしてですか?

1人で遊んでいようと、友達と遊んでいようと楽しそうに夢中になって遊んでいることが大切です。
「1人で遊んでいることはよくない。友達と遊べるようにしていく。」という返答があった場合は、その園に疑問を持つとよいでしょう。

先生たちが楽しそうに過ごしているか

大人達が楽しまなければ、子どもも楽しむことができません。どんなに素敵な保育を掲げていても、どんなに力をもった保育者であったとしても、楽しんでいないときは「おしつけ」になってしまいます。
もし、楽しそうにしていない先生が多い場合、園の職員関係や体制に問題があるかもしれません。

ベテラン保育士が何人いるか

職員にベテラン保育者がいるかどうかも、見学のポイントになります。また、出産後も腹いている保育者がいるかどうかも併せて確認しておきましょう。
子持ちの先生がいることは、子どもを育てていく「幼稚園」として大きな力となるからです。
これらの先生がいる場合は、単に園の保育技術力が高いと評価できるだけでなく、園の財政的な安定面を探ることもできます。
ベテランの先生に年齢なりの給料を払えていて、なおかつ職員数もいる幼稚園は財政面で安定していると予想できます。
「人を育てるのには人」というように、子どもを保育していくのは保育者であり、その保育者を育てていくのは先輩保育者と親になります。
安心して預けることができ、ともに成長して育てていける「人」がそこにいるのか。がポイントとなります。

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