子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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魔の二歳児と上手に付き合うには

魔の二歳児と上手に付き合うには

何を言ってもイヤ!何でも自分でやりたい!など、2歳前後にやってくる「イヤイヤ期」は、
あまりにも手がかかることから「魔の二歳児」などと言われることも。
ママを悩ますこのイヤキヤ期ですが、これは子どもの中で「自己」が芽生えた成長の証で、自立への第一歩。
子どもの成長を喜び、諦めずに根気強く付き合うことが重要です。

「子どもの気持ちを受け入れる」

子どもが「〇〇したい!」と主張してきたときは、一先ず「いいよ」と気持ちを受け止めてあげるようにしてください。
それができるできないは別として、一度主張を認めてあげることで子どもは安心するものです。
つい「ダメ」と言いたくなりますが、ダメという言葉は命に関わる危険な時だけに使うようにしましょう。
ただ、希望を全て叶えてはあげられないのが現実ですので、その時はできない理由を説明するのですが、
「今はお出かけする時間だから帰ってきたらね」と先の見通しや、「これは難しいけど、こっちはどう?」
と代替案を伝えることが効果的です。

「交換条件などはNG」

それでもお子どものイヤイヤが収まらないときはどうしたら良いのでしょうか。
ママもどうして良いのかわからなくなり、いい加減にして!とイライラしてくるとは思いますが、
子ども自身もよくわからなくなっていることも多いので、気持ちが切り替わるような対応をしてみるのが良いでしょう。
例えば、窓を開けて空気を入れ替えたり、一緒に遊ぼうと誘う、また、そのまま気持ちが落ち着くまで
放っておく方が気持ちの切り替えができる場合もあります。
この時、脅しや交換条件を出したり、一方的に否定や命令をすることは避けるよう心掛けましょう。
子どものイヤイヤはママの我慢と根性が一番必要になります。

「見極める力」

ダメだとわかっていても、わざとイヤイヤ態度を取ってくることもあります。
毎回、過度な反応を続けると子どももこれで良いんだと勘違いをし、同じことを繰り返すようになります。
このような時の見極めはとても難しいですが、あえて反応はせず放っておくか、
感情的にならないように、誤った行動であることを淡々と教えてあげる必要があります。

成長の上で大切なイヤイヤ期は、乗り越えた時、子どもたちの内面は、必ず大きくたくましく成長しているはずです。
永遠に続くものではありませんので、今だけの特別なものと割り切りましょう。

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