子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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幼稚園見学のポイント~前編~

幼稚園に入園するにあたって見学のポイントについてまとめました。園の教育方針はどこも同じだろう、家から近いところに入れようとお考えの保護者の方もぜひ参考にされてみてくださいね。
園に通うのはお子様自身なので、お子様にとって、保護者の方にとって通いやすい園を選びましょう。

保育の内容の他にも注目するポイント

幼稚園を選ぶポイントとして大切なことの一つは、「先生の動きをみる」ことです。
通園バスがあるから、園舎がきれい、設備が整っている、給食がある、保育内容が○○である、習い事があるなどは実は二の次です。
何よりも重要なことは、園長を含めた先生たちの動きです。
例えば保育内容というものには、「一斉保育」や「自由保育」などがあります。しかし、これらの保育を指導力不足の先生が行うと「おしつけ」や「ほったらかし」になってしまいます。
また、保育の内容は思想によって様々です。どんな保育であってもしっかりとした指導力のもとであれば、子どもはイキイキと成長していきます。

ここで自由保育を取り入れている園にはこのように質問してみましょう。
●なぜこの園では、自由保育を取り入れているのですか?
●1人で遊んでいる子がいたら、どう対応していますか?

自分の園の保育方針を即答できない場合は、園内の職員指導体制に問題があるかもしれません。
また、子どもは常にお友達と遊ばなければならないというわけではありませんよね。大人だって1人でいたいことはあります。なので、見学で1人で遊んでいる子を見つけても悪いことだと思う必要はありません。しかし、園がどうこたえるのか注目しましょう。

新卒担任の比率を見る

幼稚園の場合は担任の先生次第で大きく変わってしまいます。仮に、幼稚園に新卒の先生が1人いれば他の先生がその人を指導していく中で、園全体としての指導力を補うことができます。
しかし、1~2年の経験年数の職員比率が多い場合は、園全体として指導力に不安が残るところです。
新卒者や経験年数の少ない保育者に対して、園ではどのような指導をおこなっているのかを聞いてみるのも良いでしょう。
また、職員間の関係が良好であるかどうかも大切です。良好な場合、何もせずとも教え聞き支え合うというスタンスができている可能性が高いからです。

2年・3年保育かに惑わされない

2年保育か3年保育にするか迷われる方もいらっしゃいますが、子どもにとってはさほど大きな問題ではないかもしれません。
入園してしまえば、それなりに適応して楽しそうに通園し始めることになると思います。
2年保育の場合は、3年保育よりも1年間親子で過ごす時間をもてます。
3年保育の場合は、2年保育よりも1年間幼稚園での生活が長くなるため、幼稚園で出来ることも増え、友達関係も広がりやすいでしょう。

入園当初の園での対応は気になるところ。このように質問してみましょう。
●入園当初は、子どもが親と離れるのが嫌で泣いてしまうこともあるでしょう。その場合、どのような対応をとっていただけるのか

この時の回答として、親を説得してきたり、離れるのがイヤと思っている子どもの気持ちを無視するような答えであれば心配ですね。
初めての場所、母離れ、子どもは泣いて当然です。子どもの気持ちをどう汲み取ってくれるのか確認しておきましょう。

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