子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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幼児教育とスマホ利用のメリットデメリット

今や私たちの日常に欠かせないスマートフォン(以下スマホ)。電話やメールに限らず、インターネットやSNSによる情報収集、カメラやレコーダーといった記録媒体、音楽や動画やゲームなどのエンターテイメントと色々な事が1台で出来てしまう優れものですね。
その手軽さに加えて最近では様々な子ども向けのアプリが無料で手に入るため、子どもが使っている姿もあちこちで見かける様になりました。
夢中になっている間は大人しくしてくれるから非常に助かるという声もよく耳にします。

それと同時に言われているのが「子どもにスマホは悪影響」という意見です。
その便利さ・手軽さ故に色々な問題にも繋がるスマホ。
大人ですら色々と問題になるのだから子どもにとってはなおさら・・・と心配になるのも無理はありません。

そんなスマホのメリットとデメリットを見て、子どもとスマホの付き合い方に向かい合ってみましょう。

スマホ=悪いもの とは言い切れない

上でも述べましたが、最近では様々な子ども向けのアプリが開発されています。
その中には幼児教育として使える知育アプリもたくさんあります。
子ども受けの良い絵や音楽、はたまたアンパンマンやきかんしゃトーマスといった子どもたちが大好きなキャラクターがふんだんに使われた知育アプリなら子どもたちも楽しく学ぶことが出来ますね。
実際に教育ツールとして導入している保育施設も存在しています。
また、プログラミング教育必修化の流れがあるようにITへの理解が求められる傾向にある現代、幼いころから慣れ親しむ事でITリテラシーが高まるというメリットもあるのではないでしょうか。

幼児期にスマホを使わせる際に気をつけておきたいこと

様々な刺激を受けることで学習し成長していく幼児期にテレビやスマホの電子的な刺激に慣れてしまうと、自然のものから刺激を受けにくくなってしまいます。
五感への刺激が偏ると言語や表現の発達を妨げる恐れがあると言われています。
また、ずっとスマホばかり見ていると外で遊ばなくなり運動能力の低下を招き、視力にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
明るい画面を見続けると体内時計が狂ってしまい睡眠の質が悪くなるので、睡眠が大切な幼児期では避けたい現象です。

スマホの利用にメリハリをつけよう

大人でもスマホの利用は依存性の高いのですから、子どもにはなおさら気を配る必要があります。
しかし、全否定をするのはいかがなものでしょうか。
ダメと言われると余計に気になってしまう、なんて身に覚えはありませんか?
ただただ禁止して触れさせない様にしていると、いざ手にする機会を得た時に余計に依存してしまうケースもあります。
それよりも「スマホ以外にも面白いものはたくさんあるんだよ」と教えてあげることで様々なものに興味を向けさせ、子どもの好奇心をたくさん刺激してあげましょう。

何事も大事なのは、ルールをしっかりと決めてメリハリをつける事です。
持たせれば大人しくしてくれるから便利とスマホに子守りをさせることはせず、ふれあいの時間をしっかりと取りましょう。

なお、子どもにスマホを使わせる際にはフィルタリング設定はしっかりと行う事を忘れないでください。
忘れたばかりに思わぬ悪影響やトラブルを引き起こす・・・なんて事も他人事ではありませんよ。

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