子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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赤ちゃんをおんぶするメリット・デメリット

赤ちゃんをおんぶすることはいつも赤ちゃんを近くに感じることができますし、あやしながら家事を行うこともできますね。昔の写真では赤ちゃんをおんぶする母の姿がよく見られますが、おんぶはいつからできるのでしょうか。赤ちゃんをおんぶできる時期や赤ちゃんとママにとって嬉しいメリット、またデメリットについて紹介します。

おんぶを始めてよい時期とは

首すわり前のおんぶはNGです。他の動物とは違い、人間の赤ちゃんは首を自分で支えられないほど未熟な状態で産まれてきます。その時期の赤ちゃんをおんぶしてしまうと首がぐらぐらと揺さぶられて不安定なため辞めておきましょう。
縦抱っこがしやすくなる3か月くらいに首がすわり始めますが、まだこの時点では不十分です。赤ちゃんが自分の意志で首を動かせる時期まで待ちましょう。
一般的には、4か月くらいで赤ちゃんの首がすわると言われています。医師に首すわりに問題がないと言われてからおんぶするようにしましょう。おんぶ紐には対象年齢が高くなっているものもあるので、購入する前に確認しておくと良いです。

おんぶのメリット

赤ちゃんがママと同じ方向を向くおんぶのメリットはいくつかあります。その一つは赤ちゃんが筋力を使うことです。赤ちゃんは呼吸やおっぱいを飲むこと以外は生れた後に自ら動いて習得していきますが、おんぶはそれを促し運動能力を高めることができるといわれています。
高い位置でおんぶすれば、赤ちゃんはママと同じ視野でモノを見ることができます。目から入る情報が多いと脳の情報量も増え神経回路も発達します。
また、ママが家事をしやすくなることもおすすめの理由の一つです。赤ちゃんが泣くたびに家事を中断すると家事に時間がかかり、ゆっくりと赤ちゃんと触れ合う余裕がなくなるかもしれません。おんぶをうまく利用して、赤ちゃんとママがストレスなく過ごせるとよいですね。

おんぶのデメリット

おんぶのデメリットとしては後ろにつけるためにおんぶ紐を正しく装着しにくい点です。慣れないうちは赤ちゃんの足が正しい位置にあるか、しっかり支えられているかなどを鏡を使って確認しながら装着するようにしましょう。
後ろにいる赤ちゃんの姿が見づらいという点もあります。外出する際は後ろに注意を払ったり、人混みでは抱っこにすると良いかもしれません。
家でも壁や家具の角に赤ちゃんがぶつからないようにしましょう。

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