子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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『体験』を繰り返そう


同じおもちゃで遊び続ける、同じ遊びを何度も繰り返す、そんな様子を見て「同じことばかりして飽きないのかしら?」「新しいおもちゃを用意してあげた方がいいのかな?」「もっと色々な事に興味を持ってほしい」と思ったことはありませんか?
しかし体験を繰り返すことは子どもの脳にとってとても大事なことなのです。

繰り返すことで結び付きを強くする

何か新しい事を学ぶと神経細胞の結合が発生します。しかし、学んだ直後の結びつきは弱く不安定なので、繰り返す事で結びつきが強くなり長期間保たれるようになります。
また、長期間使われなかった結合は脳が不要と判断し自然に除去されるようにできています。
同じ体験を何度も繰り返し挑戦し、反復させることで結びつきを強くして学んだ事を維持していきます。

体験を記憶させる

体験を思い出し再体験させるには、ただ体験させるだけではなく記憶に残りやすい方法をとりましょう。
語りかけたり読み聞かせたり、手振り身振りを加えてみたり、絵に描いて表現してみたり、最適な方法は子どもによって違います。
どの方法が効果的か色々と試してみましょう。

体験を広げてみよう

繰り返すことは大切ですが、時には似たような体験をさせてみたり新しい体験をさせてみたりもしましょう。
ここで大事なのは、前の体験との違いを意識させることです。
新しい体験から子どもが既に知っている事を思い出させるきっかけになりますし、後々に色々な使い方に結び付く知識となっていきます。

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