子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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お稽古事のメリットデメリット

子どもに習い事をさせたいと考えている方や、実際に習い事をさせている方は大変多いです。
ですが、親が強制的に習い事をさせるのは、良いことなのか悪いことなのか、悩んでいる親御さんも多いですよね。
今回は、お稽古事のメリット・デメリットをご案内します。

子どものお稽古事のメリット

習い事を始めると、保育園や幼稚園と自分の家を往復していた子どもに、新たな世界が広がり、いつもとは違った経験をすることができます。
新しいことを始め達成感を得ると、ドーパミンが出て脳が活性化されます。
最近の子どもは不器用な子が増えていると言われているため、手先を使うピアノや習字はおすすめです。
また、運動不足の子どもも増えているため、運動系の習い事も人気。特に水泳は身体に負荷をかけにくい運動で、しかも体力や肺活量、免疫力などに効くと言われています。
英語などの勉強系は、小学校に入ったときにスムーズに授業についていけるというメリットも。
習い事は、子どもの興味を広げたり、自信をつけてくれたり、集中力や体力をつけてくれたり、さまざまなメリットがあります。

子どものお稽古事のデメリット

子どもにとっては、遊ぶ事は最も大切な勉強と言ってよいでしょう。遊びを通じて、人と人とのつながりを学び、相手の心を大切にできるようになっていきます。
遊びの時間が減ると、自発的に行動したり、自分で考えることが苦手になってしまう可能性も。遊び時間・自由時間が少なくなるほど習い事に通わせるのは止めておきましょう。
また、土日に習い事をすると家族過ごす時間が減ってしまうほか、土日に予定を入れ辛くなってしまうという問題点も。
だからといって、平日夕方に習い事をいれると、夕食・就寝が遅くなり、生活習慣が乱れてしまいます。
親の都合ですが、お金がかかる・送迎が負担というのもデメリットと言えるでしょう。

お稽古事は1つにしぼる

4歳以上の幼稚園・保育園に通う子どもの、習い事の平均数を独自アンケートすると、60%の世帯で習い事に通わせていました。
ちなみに、ほとんどの方が、習い事は1つだけ。これなら、友達や家族と過ごす時間が大きく削られることはありません。
家計の負担的にも、「1つ程度なら」と考える方が多いのではないでしょうか。

子どものやりたいことを探そう

習い事は、子どもが興味のあることをやってもらうのがベスト。
親が無理に習わせても、興味がなければ身に付くことは少ないです。
親が連れて行ける範囲での習い事をピックアップし、まずは体験レッスンの出掛けてみましょう。
子どもが興味をもったものを選べば良いのです。
もしも子どもが「辞めたい」と言い出したら、どうして辞めたいのか話を聞いてください。
習い事自体が嫌になったのか、先生や友達と合わないのか。
子どもはできないとすぐに嫌になってしまうもの。でも、習い始めですぐにできる子は少数です。
前者ならもう数ヶ月通わせてみて決める。後者なら同じ内容の習い事を他でやっているところがないか探す。
子どもにとって一番良い方法を見つけてあげられると良いですよね。

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