子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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小規模保育園のメリット・デメリット

近年、増えてきた小規模保育園。待機児童解消・異年齢児保育であることのメリット、また0~2歳の少人数での保育となる為、1人1人に対して向き合いやすいといったイメージがあると思います。今回はまだまだ普通の保育園とどう違うのかわからないことの方が多い小規模保育園の長所・短所についてご紹介致します。

小規模保育のメリット

人の人格の基盤となる3歳までの乳幼児期をどのような環境で過ごすかということは、その後の学力や社会人になってからの仕事、生活や人間関係にも影響があるとされています。
小規模保育では、年齢ごとのクラス分けもしていますが基本的には異年齢児の園児が同じ部屋で活動を共にします。同じ部屋で過ごすということは、自然と年下の面倒を見てあげる優しさや思いやりが生まれ、年上を目指す向上心、憧れの心が育ちます。
また、小規模保育は一般的な保育園の基準よりも手厚い人員配置が定められている為、目が行き届きやすい保育となります。また、個人の成長も時間をかけて見守りやすいと言えます。

小規模保育のデメリット

小規模であることのデメリットは一般保育園ならではのメリットです。
・小規模保育園は、小さな保育室で合同保育となるため設備が一般と比べると少ない(園庭がないなど)
・少人数である為、団体で楽しめる遊びやゲームなどはできない
・園児数が少ないため、行事なども盛り上がりに欠ける
・保育士資格のない保育施設では職員の知識にばらつきがある
・2歳以降は転園となる

などがありますが、2歳以降は幼稚園に入れて大勢の中で経験をさせたい、また3歳からの保育園にいれるなど親御さんによっては
人格形成に大切な0~2歳の時期はゆっくりと保育ができる小規模をメリットとして捉えられる方が多いようです。
小さな保育園だからこそ出来る保育を乳幼児期に取り入れるかどうか、どのような保育環境がわが子にはあっているのか検討されてみてくださいね。

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