子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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産休・育休経験者に聞いた!休み中・休み前後に苦労したこと

働くパパ・ママにとって、出産前後の産休・育休は人生の大きな節目。期待と不安が入り混じる中、実際に産休・育休を取得した人たちはどんなことで苦労したのでしょうか?
今回は、育児と仕事の両立を経験したパパ・ママたちに聞いた「休み中・休み前後に大変だったこと」「もっとこうすればよかった!」というリアルな声をご紹介します。

 

休み“前”に苦労したこと

◆ 引き継ぎ準備が思ったより大変!
「体調が不安定な中で、仕事の引き継ぎや書類整理がギリギリまで続いてしまい、正直しんどかったです」(30代女性・会社員)

休みに入る直前は体調も変化しやすく、気力・体力ともに限界という人も多数。
「もっと早めに業務整理をしておけばよかった」「周囲に任せる勇気が必要だった」との声もありました。

◆ 上司や同僚への伝え方に悩んだ
「職場には前例がなく、『自分が最初』というプレッシャーがありました」(20代女性・事務職)

育休を言い出すタイミングや伝え方は、職場によって温度差があるのも現実。
業務に影響を与えないようにと配慮するあまり、ひとりで抱え込んでしまう人も少なくないようです。

 

休み“中”に苦労したこと

◆ 「育休=休み」じゃなかった!
「毎日が24時間営業。思っていた以上に自分の時間がなくて驚きました」(30代男性・育休取得経験あり)

育児休業という名前から「のんびりできる期間」という誤解をされがちですが、実際は休みどころか“育児フル稼働”の毎日。睡眠不足や孤独感で気持ちが落ち込むことも多いようです。

◆ 社会から取り残された気がした
「大人と話す機会が減り、ふと“自分って何者だっけ?”と思うことも」(30代女性・時短勤務中)

特にワンオペになりがちな環境では、社会とのつながりが薄れることへの不安や焦りも。
「育児支援センターに通うようになって、気持ちが楽になった」という声もあり、外部との関わりが救いになるケースも多くあります。

 

休み“明け”に苦労したこと

◆ いきなり“即戦力”を求められて焦った
「ブランクがあったぶん、仕事の感覚を取り戻すのに時間がかかりました」(40代女性・営業職)

職場に戻った瞬間に“復帰=即元通り”を求められると、プレッシャーが大きくなります。
「復帰前面談をもっと活用すればよかった」「最初は時短勤務にすればよかった」といった反省も。

◆ 子どもの急な発熱・呼び出し対応が大変
「預けたはいいけど、しょっちゅう呼び出されて仕事が回らない!」(30代男性・フルタイム勤務)

保育園デビュー直後は、子どもの体調不良が続きがち。
職場の理解やサポート体制が整っていないと、「結局育児も仕事も中途半端になってしまう」という悩みを抱える人もいます。

 

経験者からのアドバイス

最後に、実際に産休・育休を経験した方から、これから取得を考えている人へのアドバイスをいくつかご紹介します。

「育休は“権利”として、自信を持って取って大丈夫!」
「職場と家庭、どちらにも100点を求めないで」
「困ったら“自分だけじゃない”と思い出して」
「一人で抱え込まず、周囲に頼ることも成長のうち」
「不安はあるけれど、“かけがえのない時間”が得られることも忘れずに」

 

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