子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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保育園、幼稚園に行きたくない【後編】

保育園、幼稚園に行きたくない

前回、登園拒否の理由や対処法を少しお伝えしましたが、今回はその続きをお話いたします。

登園拒否をする理由

苦手なことがあるから

運動が苦手な子どもは、運動したくないから園に行きたくない。
歌が苦手な子どもは、歌を歌いたくないから園に行きたくない。
周りのお友達が上手に折り紙を折っていたり、鉄棒をしていたりするのに対して、自分だけ上手くできない・・・などと言ったことも、子どもを登園拒否にしてしまう原因の1つ。
また「外で自由に遊んできていいよ」と言われて、どうしてよいのか分からず憂鬱になってしまう子もいます。

【解決策】
子どもにだってプライドはあるもの。皆ができているのに1人だけできていなければ、恥ずかしいし落ち込みもします。
上手にできる方法をアドバイスしても良いですし、「1日だけ休んで○○ができるように練習してみようか」と提案してみるのもOKです。
自由時間をどう過ごして良いのか分からない子には、「コレして欲しいな」と提案をしてみましょう(「キレイなお花を探して、どんな花があったか教えて」とか、「砂場で大きなお山を作ってきて」とかでかまいません)

体調不良

子どもが登園を嫌がるようになったと思ったら、実は体調不良だったと言う話も多いです。
体調が悪いことをどう伝えたら良いのか分からず「イヤ」「行きたくない」と子どもは言ってしまいがち。
熱がなくても、食欲があっても、体調が悪いと言うことはありますので、子どもの様子を細かくチェックしましょう。

登園拒否の対処法

・子どもを笑顔で送り出そう
心配そうな顔をしていたら、子どもはますます不安になり「行きたくない」と泣いてしまうもの。必ず笑顔でお見送りを。

・すぐに帰る
子どもはママ(パパ)の姿が見えていると甘えたくなって、ついつい泣いてしまうもの。を先生に預けたらすぐに帰ることが大切。

・準備を楽しく
パパとどっちが早く準備ができるか競争するなど、遊びながら登園準備をすると、そのまま遊び気分で園に行く子が多いです。

・お気に入りの服を着せる
私服での登園ならば、子どもに着る服を選んでもらいましょう。自分で選ぶ事で、園に行こうという気持ちに。
「上はこの中から、下はこの中から選んでね」など、どの組み合わせでも問題ないようにセレクトしておけば、変な服装になることはありません。「これは嫌、こっちがいい!」と言い出したら、「まぁいいや」と好きに着させてあげるとスムーズ。

・帰って来てからのお楽しみを
「帰ったら○○しよう」など約束をするのもおすすめです。
その楽しみのために、今日も1日頑張ってきてくれるはず!

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