子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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保育園、幼稚園に行きたくない【前編】

保育園、幼稚園に行きたくない

春。入園シーズンになると、必ずと言ってよいほど「幼稚園(保育園)に行きたくない」と泣き叫ぶ子どもを見かけます。
親としては、笑顔で元気に登園してもらいたいところ。
泣く姿を毎日見ていると、子どもの気持ちを優先して休ませるのが正解なのか、それとも無理やりにでも連れて行くのが正解なのか、悩んでしまうのも当然です。
今回は、子どもの登園拒否の理由や対処法を探ってみましょう。

登園拒否は当たり前のこと

いつになったら、幼稚園(保育園)に慣れてくれるんだろう・・・とパパママは不安でしょうが、今までいつも一緒だったママ(パパ)がいないということは、子どもにとって不安で当然。
園に行ってしまえば、実は子どもはケロッと笑って遊んでいるもの。迎えに行ったら「もっと遊びたかった。お迎えが早い~」と言われてしまったなんて話も多々あることです。
休み明けは登園拒否が多く見られますので、特にゴールデンウィーク明けは覚悟しましょう。

登園拒否の理由を聞こう

子どもが幼稚園や保育園に行きたくないと甘えてきた場合は、理由を聞いてみましょう。
頭ごなしに怒ったり、「たいしたことじゃないでしょ、いいから行くよ」と突き放したりするのではなく、まずは「これが嫌だったんだね。分かるよ~」と受け止めてあげて。
その上で、克服する方法や解決策を考えてあげましょう。

ママ(パパ)と離れたくない

子どもの登園拒否の理由の第一位とも言えるのが、パパとママと離れるのが寂しいから。
保育園にも幼稚園にも楽しいことはたくさんあります。
ですがそんな楽しいこと以上に、大好きなパパやママと離れるのが寂しいと子どもは感じているのです。
特に妹や弟が家にいる子は、自分だけがのけ者にされているような気がして、家にいたがる傾向にあります。

【解決策】
幼稚園や保育園の楽しいことを伝えてみましょう。
「○○先生が会いたがってるよ~」「大きな滑り台、楽しそうだったよね~」「昨日は○○ちゃんと遊んで楽しかったよね。今日も楽しいこといっぱい待ってるよ!」など、子どもがワクワクしてくることを選んでください。
「幼稚園(保育園)でお友達と遊んでいたら、あっという間に帰る時間がきちゃうから、ママすぐにお迎えに行くからね!」と安心させてあげることも大切です。
また、「ママも○○ちゃんと離れたくない~」とギューっと抱きしめるだけで、安心して登園できる子も多いです。

友達と遊べない

1~2歳くらいの子どもは、友達と遊ぶよりも一人で遊ぶことが多いですが、3歳くらいから友達と遊ぶ機会が増えてきます。
皆が楽しそうに遊んでいる中、上手く輪に入っていけないと、園にいくことが怖くなってしまうことも。

【解決策】
幼稚園(保育園)では、1人で遊んでも問題ないということを伝えましょう。
また、友達と遊びたいけど声をかけることができない子には、「仲間に入れて」と言ってみて!などアドバイスを。

【次回はその他の理由や様々な解決法を見てみましょう】

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