子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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友達とのケンカは大切な成長過程

子どものケンカ

子どもが二人以上集まれば、ケンカが起きてしまうことも。
そんな時、ついつい大人は介入したくなってしまいますが、実は子ども同士のケンカは子どもの心を大きく成長させるキッカケとなっているのです。

自己主張ができるようになる

自分の主張と相手の主張が折り合わないから、ケンカはおきます。
遊具1つとっても、自分が遊びたいのに譲ってもらえない。まだ遊んでいたいのに取られた。
親としては、「○○君が遊んでいるんだから、順番だよ」「今までたくさん遊んだでしょ?今度は○○ちゃんの番だよ」と、ケンカを収束させたいところですが、親が介入しない場合どうなるのか、ぜひ見守ってあげてください。

相手の立場にたって考えられるようになる

ケンカをすると、嫌なことを言われて悔しくなったり、叩かれて痛かったり、気持ちが分かってもらえなくて悲しくなったり、さまざまな感情を味わうことになります。
そこから、叩かれると痛いんだ。こんなことを言われると嫌な気持ちになるんだ。などを、実際の体験を通して理解することに。
次第と、相手も叩かれたら痛いんだ、ケンカすると悲しくなるんだと、相手の立場にたって考えられるようになっていきます。

ケンカにならない方法を考えられるようになる

ケンカに対して、大人は解決策を子どもに押し付けてしまいがち。
しかしそうではなく、子ども自身に「どうしたらケンカせずにすむのか」を考えてもらいましょう。
ジャンケンで決める、くじ引きで決める、10まで数えるを10回繰り返したら交代するなど、自分たちで楽しく遊べるよう工夫するようになるでしょう。
時には、大人が「え?」と驚くような解決策や「それで大丈夫?」と思うような解決策を考えてくることもありますが、大人が修正するのではなく、子どもの考えをなるべく尊重するようにすることで、自分で解決できる力が身に付いていきます。

ケンカしても仲直りできる

大人になると、一度ケンカをしてしまうと、なかなか素直に仲直りするのが難しくなってしまいがち。ケンカ別れという言葉もあるくらいです。
しかし、子どもたちは違います。
ケンカをしても、仲直りをして、一緒に遊ぶ事ができるのです。

ケンカするごとに子どもは成長していく

ケンカはしない方が良いですが、ケンカするごとに子どもたちは成長し、社会性を身に付けているのです。
とは言っても、カッターを振り回すなど危ない行動に子どもがでないよう、ケンカ中はしっかりと大人が子どもを見守るようにしてください。

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