子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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トランプで数字と友達になろう

トランプは数字に触れ合える、重要な知育玩具です。
パパとママとの触れ合いの時間にもなるため、ルールさえ覚えれば子どもは一気に好きになること間違いありません。
トランプの柄は、子どもが大好きなキャラクターや動物、乗り物などをモチーフにしたものがおすすめです。

数字に親しめるトランプゲーム

数字を覚えたばかりの子どもにおすすめなのは、やはりババ抜き・ジジ抜き・七並べ。
子どもにも分かりやすいルールの定番ゲームが、トランプ初心者には人気です。

記憶力を刺するトランプゲーム

記憶力に良いと言えば、神経衰弱です。
子どもが小さいうちは、全部のトランプが終わるまで集中力が持続しないこともあります。
そんな方は、ハートとスペードだけでする。1~5のカードだけ使う。など、子どもが嫌にならないよう工夫して遊びましょう。

算数が得意になりそうなトランプゲーム

・足し算ババ抜き

1~9の数字と1枚のジョーカーだけを準備して、ババ抜きをしましょう。
通常のババ抜きですと、同じ数字のカードを捨てていきます。
しかし、このババ抜きはルールを変えて、足して10になるカードだけ捨てることができます。
つまり、1+9、2+8、3+7、4+6、5+5のペアだけを捨てることができるのです。

・四方計算ができるようになったら

トランプを4枚、下のように並べます。
   □□
   □□
残りのカードは、全部配ってください。

例えば、トランプの数字が、    
   15
   93
だとします。

縦でも横でも斜めでも構いません。
隣り合ったカードを計算します。
例えば、上の2枚。1+5=6なので、1もしくは5の横に6を置きます。
また、1×3=3なので、1の斜め上もしくは3の斜め下に3を置きます。
9÷1=9。1の上に9が置けます。(9の下には置けません)
5-3=2。3の下に2が置けます。(5の上には置けません)

他にもさまざまな計算方法がありますが、この4つの計算方法を例えとして話をすすめます。

そうするとカードが
  
  15
  93
   
のようにおけます。
すると、新しく置いたカードも計算の対象に入ります。
隣り合った(もしくは斜めの)カード2枚で計算して、答えのカードをお互いどんどん置いていき、先に手持ちのカードがなくなった方が勝ち!(順番に置く必要はなく、よーいどんで一斉に始めます)
最初は子どもにハンデを付けて対戦してみてはいかがでしょうか。

数字が読めない子どもは

数字が読めない子は、豚のしっぽが分かりやすくておすすめです。
数字ごとに絵柄が違うトランプを使ってみれば、さらに分かりやすいでしょう。(Aはイチゴ、2はリンゴ、3はスイカなど)
また、数字が読めなくても、パパvsママ+子どもでゲームをするだけでも盛り上がります。

トランプのメリット

トランプは一人では遊ぶ事ができません(手品の練習は別ですが)
そのため、トランプを通じてコミュニケーション能力が養われていきます。
また、トランプでは勝ち負けがはっきり決まります。負けるのが悔しくて泣きだす子どももいるくらいです。
「面倒くさいな」と思い、手を抜いて子どもに勝たせてばかりいるのはNGです。と言って、全力で戦って負けさせてばかりいると、子どもはうんざりしてトランプ嫌いになってしまいます。
勝ったり負けたりを繰り返すことで、子どもは精神的に成長していきます。
どうすれば勝てるだろうかと考える想像力や忍耐力も育っていくでしょう。
トランプを好きになれば、数字も自然と好きになっていきますし、カードをめくる動作が指先の巧緻性を高めるのに効果的です。

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