子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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子どもの語彙力を高める方法

 子どもの語彙力を高める方法

世の中にはさまざまな子どもがいます。
同じ年齢の子どもと比べて、できないことが多いと不安になってしまうパパママは多いもの。
そんな不安になるものの1つが、言葉の発達です。
2~3歳くらいなら、言葉が遅れていてもじょじょに話しはじめ、小学生になる頃には言葉の遅れがあったことを忘れてしまうくらいです。
しかし中には、6歳になっても2歳レベルの語彙力の子どももいれば、10歳以上の語彙力をもつ子どもも。
どうすれば語彙力を高めることができるのでしょう。

家庭でできる、子どもの語彙力を高める方法

・子どもが話しかけてきたらすぐに反応

子どもの語彙力を高めたいと思うのなら、子どもが話しかけてきたら素早く反応してあげてください。大げさに反応してあげると、子どもは喜びます。話しかければママが答えてくれる。これだけでも子どもは嬉しくなるものです。
逆に、無反応だったり、なかなか反応しなかったり、「後でね」と言われたりすると、話しかけようとする気持ちが薄れてしまい、言葉が発達しません。

・聞き役に回ろう

子どもとの会話は、なるべく子どもに話してもらうように意識しましょう。親が一方的に話してばかりだと、子どもは会話にうんざりしてしまいます。
子どもは話しやすいように、相槌を入れてあげると良いでしょう。

・ゆっくり聞き取れる声で話そう

子どもは早口で話しかけられても、何を言われているのかわかりません。
また、小さな声でごにょごにょ言われても、聞き取りづらくて困ってしまいます。(ひそひそ話ゲームなら良いのですが)
ゆっくりはっきり聞き取りやすい声で話すことで、聞いた方は言葉を覚えやすくなります。

・絵本の読み聞かせでコミュニケーションを

読書はたくさんの言葉を覚えるための良いツールです。
たくさんの絵本を読み聞かせすることで、子どもたちは滅多に使わないような言葉も覚えていきます。
「まさかりって何?」などの疑問が出て来るでしょうが、一つ一つ丁寧に答えることで、子どもたちはどんどん絵本に興味を持つように。
また、絵本を読み終わったら親子で感想を言い合ってみてはいかがでしょう。自分の気持ちを言葉にする練習にもなります。

・しりとりをしよう

子どもは遊びの中で言葉を覚えていきます。車の中で動画を見せるパパママもいるでしょうが、家族でしりとりをしてみてはいかがでしょう。
大人が答えた言葉に対して、「それってどういうもの?」と興味をもつかもしれません。
また、自分だけ考えるのに時間がかかるのも、「しりとりって楽しくない」と思ってしまう原因になります。パッと答えるのではなくじっくり考えてから答えるようにしましょう。

・なぞなぞをしよう

「お手紙をいれるために道端に立っている赤い箱はなんだ?」「オレンジ色でウサギや馬が食べる生で食べると歯ごたえの良いお野菜ってなんだ?」「白くて食べ物を冷やしてくれる大きな箱ってなんだ?」など、なぞなぞ遊びも子どもの語彙力を増やすきっかけになります。

・親の話しかけが大切

子どもは、いつも身近にいる親の言葉を聞いています。そのため普段、子どもに対して使っている語彙数が少ないと、子どもの語彙数も少なくなってしまいます。
いつも同じような言葉を使っている方は、少し違った言い回しで子どもとお話してみてはいかがでしょう。

語彙力がないとどうなってしまうのか

子どもが言葉を知らないと、小学校に上がってから授業についていけなくなってしまいます。
先生が何を言っているのか理解できなければ、どんどん取り残されていってしまうからです。
また、お友達との会話でも、困ったことがたくさん出てきてしまう恐れがあります。
だからと言って、親が子どもに無理やり言葉を覚えさせるのはNGです。子どもは面白くないと興味を持ちません。ゲーム感覚で、楽しく子どもの語彙力を伸ばしていきましょう。

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