子どもが育つ大人も育つ【幼児教育のたね】

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片付けができる子どもに育てよう

片付けの習慣

片付けができる・できないは、子どもの時の環境やしつけ方によって決まってしまいます。
そして、片付けは脳の活性化を促し、記憶力や文章力を高めるため、育脳にとても良い影響を与えるのです。
ご両親が片付けが苦手だと、子どもはどうしても片付け苦手になりがちです。
ここは親も子も片付けの習慣がつくよう努力して、片付けができる子に育てましょう。

物の置き場を決めよう

ハサミや糊を入れる場所、オモチャを入れる場所、絵本を入れる場所。
全ての物に、置き場所を決めてあげましょう。
子どもに分かりやすいマークがついたシールなどを着けておくと良いですね。
決まったところにあれば、子どもは探さずに欲しいものを使うことができます。
また、しまって置く場所が決まっているから片付けも悩むことがありません。
朝、幼稚園に行く準備だって、置き場所が決まっていれば自分でできるようになります。

子どもと一緒に片付けの時間を決めよう

遊び終わったらすぐに片付ける。
本当はこれが一番良いのでしょうが、子どもは遊びを次から次に思い浮かぶため、片付けを後回しにしてしまいがち。
その都度怒るのではなく、せっかく想像の翼が羽ばたいているのなら、自由に遊ばせてあげましょう。
代わりに、片付けの時間を決めることが大切です。
「ごはんの前」「ごはんの後」「お風呂に入る前」「お風呂の後」「寝る前」など、いつが良いか子どもと話し合って決めましょう。
自分でいつ片付けをするか決めることで、守ることができるようになります。
慣れるまでは親も一緒に片付けを行いましょう。
この時、あくまで親は片付けのお手伝いをする人です。
散らばったオモチャを一つの場所にまとめたら、しまうのは子どもの役目。
これを繰り返すうちに、正しい場所に片付けることができるようになります。

持ち物は子どもが管理できる数に

たくさんのオモチャを持っていると、管理するのが大変です。
オモチャの置き場所を決めて、ここがいっぱいになったら捨てるといったルールを決めておくと良いでしょう。
どのオモチャを捨てるかは、子どもに決めさせてください。
悩んでいたら、「これは壊れているから捨てようか」「これは古いから捨てようか」など、アドバイスを。
なお、親が勝手に捨ててしまうのは絶対にやめてください。
子どもが自分で選んでいくことが重要です。

お家全体も片付けておこう

時々、子どもにだけオモチャの片付けを押し付けて、親は何も片付けないという家を見かけます。
ですが、それだと「どうして自分だけが片付けなければならないのか」子どもは理不尽な想いを抱えてしまいます。
家の中が散らかっている状態が普通になると、散らかっているのが当たり前といった感覚が身に付き、片付けができない人になってしまうので、家全体もしっかり片付けるようにしましょう。
とはいえ、「片付けの時間を作るのは難しい」と言う人は少なくありません。
子どもの片付けの時間になったら、子どもは自分の持ち物、親(父も母も)はその他の場所を、一斉に片付ける習慣を作ってみてはいかがでしょう。

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